様々な治療方法

歯並びをきれいにそろえるための矯正治療にも、さまざまな治療方法があります。 小牧市の加藤歯科では、床矯正とワイヤーブラケットを使用した矯正治療を行っております。

床矯正

対象

加藤歯科では歯が生え換わる前のお子様を対象としています。

その理由

歯並びに問題がおきる原因の多くは、顎が小さく、歯が生えるスペースが足りないことが原因で起こります。 床矯正は入れ歯のような装置を口の中に入れて、顎の形を整え、歯の生えるスペースを確保する治療法です。 したがって、顎の成長が終了した後で治療を開始しても効果が期待できません。 乳歯期、大人の歯と子供の歯が混在する混合歯列期のうちであれば、顎もまた成長途上であるので、床矯正による治療効果が期待できます。

治療法

取り外しのできる床装置と呼ばれる装置を使用します。 夜寝ている時間を主として1日当たり12時間以上使用します。 何らかの理由で装着に支障のある場合は外しておくこともできますが、できるだけ長時間装着しましょう。

治療期間

開始時期、装着時間など様々な要因により差が出ますが    の場合おおむね 程度です。

その他の特徴

原則として、非抜歯。
顎の大きさと歯の大きさのバランスが良くなるように治療することが目的なので、 床矯正で治療可能な症例であり、適切な時期に治療を開始すれば、抜歯をしなければ ならなくなる可能性はほとんどありません。

*ただし、歯のねじれなどのケースでは、床矯正治療終了後、マルチブラケットによる治療が必要になる場合もあります。

また、きちんとしたかみ合わせにするために、床矯正終了後マルチブラケットによる治療の併用をおすすめしています。

治療費

装置 200,000円(税別)
*上下セット 作り直しが必要になっても追加費用はいただきません。
ただし本人の不注意による破損の場合は修理費用の実費をいただきます。
その後マルチブラケットによる調整が必要になった場合は割引料金となります。
*¥400,000円となります。

マルチブラケットによる治療

矯正治療には様々な装置が使用されていますが、最もよく使用されているのがこのマルチブラケット装置です。

対象

永久歯が生えそろっている方。成人の方にも対応します。

治療法

歯を動かす力のある形状記憶のワイヤーを使って、歯をきれいに並べます。
この装置は床矯正などと異なり、固定式になります。 歯に直接金具をつけてワイヤーを固定します。
目立たない白い金具を使用することもできます。      
*大臼歯は銀色の金具を使用します。

治療期間

短い場合で1年くらい。長いと3年かかるケースもあります。

その他

この装置を使用する場合、歯がきちんと並ぶスペースが確保されていることが前提です。
顎が小さく歯の並ぶスペースが足りない場合、 低年齢のうちであれば床矯正などの方法でスペースを広げる必要があります。 永久歯が生えそろった後治療を開始する場合、歯を抜いてスペースを確保しなければ治療ができないケースがあります。
*極端な八重歯・叢生(そうせい)・乱杭歯、開始時期が遅いなどの悪条件がかさねった場合などの場合歯を抜いて治療をする必要性があります。
乳歯のうちに治療を開始すると、抜歯を回避できる可能性が高くなります。
もし歯並びが気になっていたらお早めにご相談下さい。

料金

600,000円(税別)